一般社団法人氷見青年会議所 2020年度 理事長所信

 

創立宣言文
今、世界の五極時代に対し我が日本はその一翼に参ずる現在、20世紀後半に果たすべき青年の今日の課題は新しく展くべき日本海時代そして列島改造の流れの中に、先人の築き上げた地域社会の歴史的文化と共に、清く美しく発展すべく、新しき氷見市の理想像を求め、青年経済人として自己修練と英知勇気を集結し、ここに氷見青年会議所を設立する。

昭和47年10月28日

 

【はじめに】
1972年、偉大な先輩諸兄が氷見の発展と活性化を想い大きな希望を胸に懐き創立をしていただいた氷見青年会議所は2020年には創立48周年を迎え、その2年後には50周年という記念すべき日を迎えようとしています。先輩諸兄が青年会議所運動、活動にご尽力をされ、私たちの世代へと繋げていただいた氷見青年会議所が宝であることをメンバー全員が胸に持ち運動、活動に邁進していかなくてはなりません。私は利他の精神、義理人情という言葉の意味を青年会議所に入会し学ばせていただきました。人は誰もが少なからず自己本位で物事を考え行動をすることがありますし、私自身今でも自己中心的に行動をしてしまうことがありますが、物事を考え行動するときに自分以外の人のことを想い行動をしたとき、人は自分の成長を感じることが出来ると思います。人は一人だけでは何かを成し遂げることは難しく誰かかの支えがあり、誰かを支えてあげたいという想いが何重にも重なり合うことで様々なことを成し遂げることが出来ます。成し遂げた結果に目を向けるのではなく、成し遂げるまでの過程に目を向けその中で感じたこと、受けた恩を忘れることなく恩を返していかなくてはなりません。人は自分のためではなく誰かのためを想い行動するときに力を存分に発揮することが出来ますし、それに気付かせてくれるのが人生の学び舎である青年会議所だと思います。利他の精神、義理人情の精神は創立してからずっと先輩諸兄より脈々と受け継がれているものであり、この精神をしっかりと胸に持ち運動、活動に力を注いでいる私たちだから氷見をより一層輝かせていけるのだという気概を示しましょう。       

 

【仲間と共に】
私たちの運動、活動は決して楽なことではなく、考え悩んだり時間のない中でも時間を調整したりと多少の苦労が伴います。入会歴の長さや、受けもっている役職に関係なく氷見青年会議所に在籍しているメンバー全員が自分を磨き、成長をする機会があります。マイナスなことを一人で抱え込んでいてはいつまでもマイナスなままですが、同じ境遇なもの同士が分かり合い、想いを掛け合わせることで マイナスはプラスへと変化し、新たな発想や新たな行動の一歩へと繋がるので一人で抱え込むのではなく周りにいるメンバーと共に助け合いましょう。分かり合える仲間がいる場には、おのずと運動、活動に参加する機会が増え多くの経験や多くの楽しみと出会えるようになっていきます。私たちは苦労をするためだけに運動、活動をしているのではなく、楽しむためだけに運動、活動をしているのでもありません。 多くの苦労を経験し、それを乗り越えた先に最高の楽しみが待っています。どれだけ優秀な能力を持っていても一人だけでは最高の楽しみに巡り合うことは出来ません。 苦楽をともに分かち合える仲間の存在をこれからも大事にし、メンバーが一丸となって青年会議所運動、活動に尽力していきましょう。

 

【青年としての交流】
現在、氷見青年会議所のメンバーは20数名となり私が入会した2007年当時と比べると半数以下に減少をしてしまいました。青年会議所運動、活動を行う上でメンバーの資質が重要ではありますが、メンバー数も非常に重要な点でもあると考えます。 一人ひとりに与えられる修練の場は増え自己成長をする機会は増えましたが、限られた20数名だけが自己成長を繰り返すのではなく、一人でも多くの同じ志を掲げてくれる同志を招き、運動、活動をすることで明るい豊かな氷見の創造へと繋がります。私たちは氷見で仕事を行う青年経済人であるとともに、氷見を想う青年人でもあります。氷見の発展を想い行動をしている私たちですが一つの考えだけで行動するのではなく、多くの想いに耳を傾け自身の見識を広げていかなくてはなりません。氷見を想い、これからの氷見を担っていかなくてはならない多くの青年世代がお互いの想いを交わすことは新たな発想、新たな見識を齎すと同時に、共感し合える同志を増やし会員拡大へのステップアップに繋げていかなくてはなりません。氷見を盛り上げよう、氷見を楽しもうと多くの方々が行動を起こしている現在、私たち氷見青年会議所も地域を牽引していくリーダーとして共に氷見を盛り上げ多くの地域の方々との交流を通して、多くの想い考えを知るとともに氷見青年会議所の存在を今以上に広めましょう。私たちは氷見が大好きで氷見を想い行動し、まちに変革の風を起こし発展へと繋げていける魅力ある団体であることを伝え私たちの運動、活動に賛同してもらえる同志が増えることで氷見青年会議所に新たな活気が溢れ、大好きな氷見をより発展していける団体になりましょう。

 

【子供と親が共に】
いつの時代も子供たちの笑顔は私たち大人に元気と希望を与えてくれます。 かけがえのない子供たちの笑顔がいつまでも絶えることなく続き、明るく元気に逞しく成長していってくれることを大人たちは心から願っています。 子供たちを守り、支えていかなくてはならない責務が大人にはありますが、生活環境の変化により心の余裕を無くし不安を抱えることがある現代において、子供が親からの被害を受ける児童虐待、ネグレクトが少なからず起こっている現状があります。子供が健やかに成長していく上で親の存在は必要不可欠です。「子供は親の背中を見て育つ」とありますが、最初から完璧な親はいません。子育ては子供を育てることだけではなく、親が親として成長する機会でもあると考えます。 子供は日々多くのことを学び吸収し、一日一日確実に成長を続ける日々の中で親も親としての自覚、責任感を醸成していき成長する姿を見せることが子供の成長にも繋がっていきます。子供の心は純粋で成長をしていく中で悩み苦しむことがあるときに、一番の理解者である親に気持ちをしっかりと伝えられるかどうかで子供の成長に大きな影響を与えます。子供は親に自分の考え、気持ちを聞いてほしい、受け入れてほしいと願っています。子供が安心して親に自分の気持ちを伝え、親がしっかりと受け止めお互いの気持ちを伝え合えられる自己開示、自己表現が出来る心理的安全性が保たれる家庭の創出は明るい社会へと繋がっていきます。

 

【家族と共に】
私たちが青年会議所運動、活動を行う上で大事にしていかなくてはならないことがあります。それは家族という存在です。 青年会議所に在籍している間に様々な経験を与えてもらえます。 その機会に挑戦し行動を起こすのは私たち自身ではありますが、私たちの背中を支え、力強く押してくれるのは家族や会社という存在のお陰であることを忘れてはいけません。私たちは氷見の発展を願い、志を掲げて運動、活動をしている団体ですが、地域貢献のまず第一歩は家族、会社との絆をより一層深めていくことが重要です。 メンバー数が減り、今一人ひとりに掛かる責任は多くなり負担も増えていく中、メンバーにだけでなくそれを支える家族、会社にも少なからず影響を与えています。メンバーが家庭での自身のあり方、会社でのあり方を見つめ直し考え実践することで強固な絆を築き、家族、会社から力強く背中を押してもらえる存在になりましょう。物事には順序があり、大きなことを最初にするのではなく小さな一歩一歩が繋がり大きな成果へと成っていくと考えます。 家族に青年会議所を理解してもらうのではなく、まずは私たちを知ってもらいましょう。私たちを知ってもらうことでメンバーと家族との交流、またメンバーの家族同士の交流を行い多くの絆に結ばれた団体になりましょう。

 

【結びに】
何かを成し遂げようとするとき、人は努力をしなくてはなりませんが一人の努力だけではどうしても越えられない壁にぶつかることがあります。壁を目の前に悩み、足が止まってしまうことがあるかもしれませんが私たちには仲間、家族ががいることを忘れないでください。支えがあるから私たちは歩みを止めることなく前に進み、壁を乗り越え成し遂げていけます。人は一人だけで物事を成し遂げているのではなく支えてくれる方々がいることに感謝をしましょう。感謝の気持ちを持つことで、人からの支えをもらえ、支えを基に行動をすることによって成果が生まれ、成し遂げられたことで周りの人への感謝に繋がるようにこの流れをしっかりと胸に持ち青年会議所活運動、活動に取り組んでいきましょう。私は楽しみを持って運動、活動に取り組んでいただきたいと願いますが、ただ楽しんでほしいのではなく困難を乗り越えた先に皆と共有することが出来る楽しみがあります。困難を伝えていくのではなく、その先にある楽しみを多くの人に伝えましょう。楽しみは私たちの行動を活性化する原動力であり、周りの人を引き込む大きな魅力となり新たな可能性の扉が開けます。「明るい豊かな社会」 の実現には困難なこともありますが、困難は大変なことではなく、私たちを大きく変えさせてくれる最高の機会であると受け入れ果敢に挑戦し最高の楽しみに会いにいきましょう。

 

   <基本方針>

     ・全会員で取り組む会員拡大

     ・心理的安全性ある家庭の創出

     ・メンバーと家族の絆醸成